ニュース

中央 その他

2021年度のJRA開催日程が決定

2020年10月21日 11時20分

JRAは10月19日、2021年度の開催日程を発表した。年初は1月5日(火)に中山・中京の2場開催でスタートし、年末は12月28日(火)のホープフルS(GⅠ)当日まで。主な変更点は以下の通り。

【京都競馬場の整備工事に伴う変更】
・京都競馬場の整備工事が行われるため、平年の京都で行われている開催が阪神と中京に振り替えられる。また、良好な芝馬場を維持する等の観点から、西日本地区の競馬場で一部開催の入れ替えが行われる。GⅠ競走ではエリザベス女王杯、マイルCSの2競走が20年度は阪神で開催される予定となっているが、これが21年度も継続されるのに加え、下記3競走についても、21年度は阪神に場所を移して行われる。また、それ以外の重賞で、振り替え場に同じ距離条件がない競走について、下記の通り施行距離等の変更がある。

〈施行条件が変更されるGⅠ競走〉
天皇賞(春)(京都、芝3200m・外)→(阪神、芝3200m・外→内)
秋華賞(京都、芝2000m)→(阪神、芝2000m)
菊花賞(京都、芝3000m)→(阪神、芝3000m)

〈施行条件が変更される主な重賞〉
日経新春杯(京都、芝2400m・外)→(中京、芝2200m)
きさらぎ賞(京都、芝1800m・外)→(中京、芝2000m)
プロキオンS(阪神、ダート1400m)→(小倉、ダート1700m)
中京記念(阪神、芝1600m)→(小倉、芝1800m)

【夏季競馬について】
・20年度に続き、平年は3場開催が行われている夏季の一部期間で、西日本地区における中央競馬の開催がない。東京オリンピックへの対応と暑熱対策のため。21年度は7月24日(土)から8月8日(日)の期間が、函館、新潟の2場開催となる。

・北海道開催は6月12日(土)の1回札幌開催(6日間)からスタートし、1回函館(12日間)、2回札幌(8日間)の順で行われる。20年度も当初はこの開催順の予定だったが、東京オリンピック開催延期に伴って変更された。北海道開催の合計日数は20年度と同様。

・平年は中京(20年度は阪神)で開催されている7月の開催が、小倉に変更。夏季の小倉開催が20年度の計8日間から14日間に増加される。

【3日間開催は3回】
年間3日の祝日を利用し、以下の通り3日間開催が実施される。
(1) 1月9日(土)~11日(祝・月、成人の日) 中山・中京
(2) 9月18日(土)~20(祝・月、敬老の日) 中山・中京
(3) 10月9日(土)~11日(祝・月、スポーツの日) 東京・阪神・新潟

【東スポ杯2歳SのGⅡ、葵SのGⅢ格付けを申請】
・東京スポーツ杯2歳S(GⅢ)のGⅡ昇格、葵S(重賞)のGⅢ格付けを日本グレード格付け管理委員会に申請中。承認された場合は格付け表記等が変更される。

【ホープフルSは有馬記念の翌々日】
・ホープフルSが5回中山7日目から5回中山9日目(有馬記念の翌々日)に変更される。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外