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オークス馬ダイワエルシエーロに初仔誕生

2004年のG1オークスを制したダイワエルシエーロ(牝6歳、父サンデーサイレンス)が4月30日、繋養先である日高町の下河辺牧場で、待望の初仔を出産した。
牧場関係者が見守る中、誕生したのは、日本を代表する大種牡馬ブライアンズタイムを父に持つ鹿毛の牝馬。産後も順調に過ごし、仲睦まじい姿で放牧地を闊歩している。同牧場の下河辺俊行社長は「初仔なので大きくは出ませんでしたが、時間とともに成長する母系なので、デビューする頃には母と同じくらいになるでしょう。とても凛々しい顔をしていますよ」と、日に日に大きくなっていく姿に目を細めていた。
ダイワエルシエーロは03年12月にデビュー。3戦目のG3クイーンCで重賞初制覇を果たした。G1桜花賞は7着に敗退。しかし、続くG1オークスでは、2コーナーで先手を奪い、そのまま押し切ってG1初制覇。JRAタイ記録となるキャリア5戦目で樫の女王に就いた。その後もG3京阪杯、G3マーメイドSに優勝。通算13戦5勝(うち地方1戦)の成績を残した。昨年3月に現役を引退。生まれ故郷である同牧場で繁殖生活を送っている。なお、今年はジャングルポケットの配合が予定されている。


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