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ローブデコルテ５着／アメリカンオークス
現地時間7月7日、米カリフォルニア州ハリウッドパーク競馬場でG1アメリカンオークス招待S（芝10ハロン、3歳牝、9頭）が行われ、4番人気のパンティレイド Panty Raid（牝3、米T.プレッチャー厩舎、E.プラード騎手）が優勝した。勝ち時計は2分1秒53、馬場状態はFirm（堅良）だった。
オークス馬ローブデコルテは単勝4.7倍の2番人気タイに推されたが、先頭から約3馬身半差の5着に敗れた。
勝ったパンティレイドは4番手から外に持ち出し、直線先頭に立ってそのまま押し切った。外を回って追い込んだヴァルベニー Valbenny、アナマト Anamato がそれぞれ2着、3着に入った。
スタートでやや遅れ、後方2番手からの競馬となったローブデコルテは、内を回ってポジションを上げ、直線入口では何とか圏内に取り付いたが、伸び脚を欠き5着が精一杯だった。
パンティレイドは父インクルード Include、母アドヴェンチャラスディ Adventurous Di（母の父プライヴェートアカウント Private Account）という血統の米国産馬で、通算6戦4勝。前走はダート9ハロンのG2ブラックアイドスーザンSで重賞初勝利を挙げていたが、ここは初芝ということもあって、4番人気の評価に止まっていた。
※ちなみに Panty は「女性用のパンティー」Raid は「襲撃、急襲」といった意。"Panty Raid" とは、単純に「下着泥棒」という意味もあるが、キャンプなどで女子学生が泊まっているところに男子学生が忍び込み、下着を盗んでくるという米国の古典的イタズラのことも指す。おそらく、パンティレイドの３代母サマーレジェンド Summer Legend（夏の伝説）あたりから連想されたものではと、推察される。
