ニュース

中央

ディラントーマスが欧州の頂点に―凱旋門賞

10月7日、パリのロンシャン競馬場で第86回凱旋門賞(G1、芝2400m)が行われ、アイルランドのA.オブライエン師が管理する4歳馬ディラントーマスが差し切り勝ちを収めた。鞍上のキアラン・ファロンは05年のハリケーンラン以来、2度目の凱旋門賞制覇となった。
レースはディラントーマスと同じクールモア陣営のペースメーカー、ソングオブハイアワサとイエローストーンが引っ張って淀みのない流れを作り、3番手に今年の愛ダービー馬で人気の一角を占めるソルジャーオブフォーチュンがつけた。ディラントーマスは中団の後方、デットーリ騎乗で1番人気の3歳馬オーソライズドが最後方を進む展開。内ラチ沿いで少しずつポジションを挙げたディラントーマスは、フォルスストレートで7番手につけると、直線に向いて外に持ち出し一気にスパート。残り1ハロンで内に切れ込みながら先頭に踊り出ると、ワンテンポ遅れて伸びたユームザインの猛追をアタマ差だけ凌いでゴール。6つ目のG1制覇で欧州の頂点に立った。オーソライズドは最後方から直線で外に持ち出したが全く伸びがなく、ペースメーカーを交わしただけの10着に沈んでいる。勝ち時計 2.28.5。
1着ディラントーマス ファロン騎手
2着ユームザイン ヒューズ騎手
3着サガラ ジレ騎手
4着ゲッタウェイ ペリエ騎手
5着ソルジャーオブフォーチュン ムルタ騎手
6着4サデクス マンドリー騎手
7着マンデシャ スミヨン騎手
8着ザンベージサン パスキエ騎手
9着ドラゴンダンサー ホランド騎手
10着オーソライズド デットーリ騎手
外 イエローストーン スマレン騎手
外 ソングオブハイアワサ マッケーブ騎手


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外