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アサクサデンエン引退、種牡馬に(11日)
05年の安田記念、京王杯ＳＣに優勝したアサクサデンエン(牡８歳、美浦・河野厩舎)は10月10日付で競走馬登録を抹消した。ＪＲＡ通算成績29戦８勝、海外２戦０勝、重賞２勝。
今後は北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬になる予定で、10月６日午前10時30分、同ＳＳに到着。早速、来シーズンに向けての準備に入った。
同馬は01年のデビューから２連勝でオープン入り。その後、脚部不安などの休養があり出世が遅れたが、05年のＧ２京王杯スプリングＣをレコードで制し、重賞初制覇を果たした。続くＧ１安田記念では、サイレントウィットネス、ブリッシュラック、ダイワメジャー、スイープトウショウといった国内外の強豪を退け、初のＧ１タイトルを獲得。昨年の安田記念でもブリッシュラックの２着に健闘し、健在ぶりを示していた。
今年は秋の天皇賞を目指し調整されていたが、左前球節に不安を発症。母が仏Ｇ２勝ち馬で、半弟にスウィフトカレント（Ｇ３小倉記念、Ｇ１天皇賞・秋２着）という血統が高く評価され、種牡馬入りが決まった。
