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北海道馬主会「地区懇談会」開催―ホッカイドウ競馬

ホッカイドウ競馬の馬主で構成される北海道馬主会の地区懇談会が11月21日、日高町の富川シティホテルで開催され、同競馬の課題、要望などが議論された。
懇談会には日高や胆振の会員のほか、来年度から競馬の運営に当たる北海道軽種馬振興公社の井村勝昭専務など約40名が出席。本年度の同競馬の売上げの推移や場外別発売額などが報告された。
中村吉隆会長は「われわれ馬主も大変だが、来年度の競馬開催に向け、問題点などを話し合いたい」と挨拶。「来年一年が勝負」とした井村専務は、認定レースをもっとアピールすることや、門別競馬場の1コーナーにポケットを設けて1500㍍を新設する案、従来の右回りに加え、左回りでレースを実施するプランなどを明らかにした。
会員からは「主催者は売上げが下がった原因を景気のせいにしているが、出走頭数を確保するための工夫も必要ではないか」「寄付金の集まり具合を見て愕然とした。産地競馬をサポートする気持ちが本当にあるのか」「民間活力が生かされないなら従来のまま」「番組内容が良くない」「ファンに親しまれるような競走名が必要では」といった意見や要望が続出。競馬存続への危機感を強めた。


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