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カーリン、レーンズエンドに到着
今季限りでの引退・種牡馬入りが決められ、年内にもう一戦する可能性もあるとされていた昨年の米年度代表馬カーリン Curlin(牡4、父スマートストライク Smart Strike)は、結局そのままレースを使われることなく引退。現地時間11月29日に米ケンタッキー州チャーチルダウンズ競馬場でファンへ最後の雄姿を披露した後、翌30日に繋養先の同州レーンズエンドファームへ到着した。
カーリンは父スマートストライク Smart Strike、母シェリフスデピュティ Sherriff's Deputy、母の父デピュティミニスター Deputy Minister という血統の米国産馬。通算成績は16戦11勝で、G1は7勝。通算獲得賞金は1050万1800ドルで、米国調教馬では歴代トップ。来春の種付け料は7万5000ドル(約710万円)となっている。
なお、所有権問題は2度目の審理を終えてもいまだ進展を見せていないが、同ファームは来春からの種牡馬生活に支障はないとしている。