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中央 騎手調教師
福永騎手の国内最終騎乗のコメント
2023年02月19日 18時35分
2月28日をもって騎手を引退する福永祐一騎手(46歳、栗東・フリー)が、2月19日の東京競馬第12Rで国内最終騎乗を迎えた。ゲンパチプライドに騎乗し、5着だった。今後はサウジアラビアに渡航し、現地でのレースが現役最終騎乗となる予定。コメントは以下の通り。
福永騎手:日本での騎乗は今日が最後となりました。来週はサウジアラビアで2レース騎乗する予定です。今日もたくさんの騎乗依頼をいただき、最後の最後まで変わらぬ騎乗依頼をいただけていること、また、変わらぬ声援をいただけていることを幸せに思っています。今日の日を迎えて、どのような気持ちでいるのか、自分自身でも興味深く思い、心の中から湧き上がってくる気持ちを見ていました。先ほどのレースもそうですが、後悔は尽きませんでしたが、未練はひとつもありませんでした。満足する結果は、どこまでいっても残すことはできないと思いますが、自分が未練なく騎手という職業を終えられることに、非常にやりきったのかなと、騎手という職業を味わい尽くせたのかなと感じています。父が騎手ということもあり、この世界に足を踏み入れましたが、北橋先生を始めとする多くの方々にここまで育てていただきました。そして、自分には過ぎた勝ち数を挙げることができました。何より27年間、一度もこの騎手という仕事を嫌だと感じることなくここまで続けられたのは、日本の競馬を支えてくださっているたくさんのファンの方々のおかげだと心から思います。日本の競馬をいつも盛り上げていただいて、本当にありがとうございます。自分は調教師という次のステージに進みますが、多くの方々に応援してもらえるような馬を造っていき、ジョッキーたちと競馬を盛り上げていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました。