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中央 海外遠征
イクイノックスがドバイシーマクラシック制覇
2023年03月26日 12時35分
3月25日(日本時間26日)にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイシーマクラシック(G1、芝2410m、10頭立て)に日本調教馬3頭が出走、イクイノックス(牡4歳、美浦・木村厩舎、C.ルメール騎手)が優勝した。勝ち時計は2分25秒65のレコード(良馬場)。シャフリヤール(牡5歳、栗東・藤原英厩舎、C.デムーロ騎手)は5着、ウインマリリン(牝6歳、美浦・手塚厩舎、D.レーン騎手)は6着だった。
1着イクイノックス
木村師:日本のファンの皆様の期待に応えられて、本当にほっとしています。イクイノックスは、環境の変化に戸惑いを見せながらも日ごとに頑張ってくれて、今日に至るまでいい状態でこられたと思います。また日本に戻って元気な姿を見せられるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。
C.ルメール騎手:最高の馬だとわかっていましたし、逃げることができて良かったです。関係者の皆様に感謝します。ハーツクライでドバイシーマクラシックを勝ってから随分と経ちますが、彼は2週間前にこの世を去ってしまいました。今日は勝って彼を追悼することができたので、イクイノックスにとても感謝しています。
5着シャフリヤール
藤原助手:ゲート内で待たされてテンションが上がり、ポジションを取りにいったのですが、最後はしんどかったです。
C.デムーロ騎手:少しスタートが遅く、中団後方からになりました。外を回りたくなかったので、ロスなく運びましたが、去年ほどの反応はありませんでした。
6着ウインマリリン
手塚師:完敗です。スタートは出てくれていいポジションは取れたのですが、ペースが上がるにつれて余力がなくなっていきました。直線に向いた頃には少し一杯になっていましたが、その割には頑張ってくれたと思います。6着という結果は残念ですが、メンバーが強力でしたので、彼女なりに力を出し切ってくれたのではないでしょうか。精神的にも大人になってどっしりとしてきましたし、もう一花咲かせて欲しいと思うので、応援していただければ幸いです。
D.レーン騎手:ラチ沿いでうまく進められましたが、最後はあまり伸びませんでした。いずれにせよ、イクイノックスが強過ぎました。