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日本馬はリメイクの5着が最高――ドバイGS

2023年03月26日 13時30分

3月25日にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200m、14頭立て)に日本調教馬4頭が出走、リメイク(牡4歳、栗東・新谷厩舎、武豊騎手)が5着、レッドルゼル(牡7歳、栗東・安田隆厩舎、川田騎手)が6着、レモンポップ(牡5歳、美浦・田中博厩舎、坂井瑠騎手)が10着、ジャスティン(牡7歳、栗東・矢作厩舎、B.ムルザバエフ騎手)が12着となった。勝ったのはJ.オドワイヤー調教師が管理するアメリカ調教馬シベリウス(セン5歳、R.ムーア騎手)。勝ち時計は1分10秒69(良)。

5着リメイク
新谷師:ゲートの出遅れが響きました。普通にスタートを切って下げるのと、出遅れて後ろになるのとでは、海外の一線級相手には致命的になるので、そこは少し残念でした。今回初めて出遅れたので、調整していかないとと思います。

武豊騎手:スタートはあまりきれいに出れませんでしたが、その後はスムーズに走ってくれました。直線ではいい脚を使ってくれましたが、あと少しでした。初めて乗せてもらいましたが、すごく力のある馬で、このレベルでもやれる馬です。

6着レッドルゼル
藤巻助手:ドバイの砂は日本とは異質で、ほとんどの馬は気持ちがネガティブになりそうなほどのキックバックなのですが、最後まで諦めずに追い上げてきてくれました。苦しい思いをして走った分、メンタルがネガティブにならないようにケアしていきたいと思います。

10着レモンポップ
田中博師:初めての1200m、海外の舞台ということで、厳しい流れは承知のうえでしたが、想像していたとおりの流れで厳しい揉まれ方をしてしまいました。追走に余裕がなく、もう少し楽に行けていたらなと思います。今日は終始一杯一杯で、そうした流れを経験したことがなかったので、可哀想な選択をしてしまいました。これを糧に、また日本に戻ってから頑張りたいです。

坂井瑠騎手:初めての1200mということで、ポジション的には思っていた位置でしたが、レモンポップのリズムで走ることができなかったです。こんなに負ける馬ではないと思いますので、もっと自分の力を発揮できる条件であればと思います。

12着ジャスティン
矢作師:スタートも出たし、前に付けようと騎手も頑張ってくれたけど、やはり世界レベルのスピードにはちょっと敵わなかった。馬は頑張ってくれています。悔いはないです。状態は良かったです。

B.ムルザバエフ騎手:スタート直後に隣の馬(⑨ロードブロック)に大きく寄られたのが痛かったです。今日はそれが全てです。


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