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アーモンドアイが顕彰馬に

2023年06月07日 14時02分

 史上5頭目となる18年の牝馬三冠馬で、ジャパンC2勝、天皇賞(秋)連覇、更にはドバイターフを制するなど、日本調教馬として初めて芝GⅠ級競走で9勝を挙げたアーモンドアイが、23年度顕彰馬記者投票により35頭目の顕彰馬に選定された。顕彰馬は投票者数の4分の3以上の票を得ることが条件で、アーモンドアイは207名のうち96.6%にあたる200票を獲得した。牝馬では84年クリフジ、トキツカゼ、87年メジロラモーヌ、11年ウオッカ、16年ジェンティルドンナに続いて6頭目となる。次位はコントレイルの155票で選定条件まで1票足りなかった。

【有限会社 シルクレーシング】 この度は名誉ある顕彰馬に選定いただき大変光栄に存じます。およそ3年半の競走生活で積み上げた9つのGⅠ勝利は、ひとつひとつ強烈な印象とともにまだまだ記憶に新しいところです。国枝調教師、ルメール騎手をはじめアーモンドアイに携わっていただいた全ての関係者に感謝申し上げるとともに、出資会員の皆様はもちろん、温かい声援を送っていただいたファンの皆様と喜びを分かち合いたいと思います。順調にいけば、来年にはアーモンドアイの第1子が競馬場のターフにデビューすることと思います。今後はアーモンドアイの産駒にもご声援いただければ幸いです。
 
【国枝栄師】 この度はアーモンドアイ号を顕彰馬に選定していただき、大変光栄に思います。17年のデビュー以来、20年のジャパンカップでの引退まで、牝馬三冠、GⅠレース9勝など素晴らしい成績を収めて二度の年度代表馬にも輝きました。アーモンドアイは心身共に抜きん出ており、ずっと我々の大きな期待に応え続け、次のレースではどんなパフォーマンスを見せてくれるのかという夢を抱かせ続けてくれました。このような名馬を預からせていただいたオーナー、夢の実現に協力いただいた牧場関係者、一緒に応援していただいたファンの皆様には感謝しかありません。アーモンドアイに調教師として関われたことは、私にとっても厩舎スタッフにとっても素晴らしい財産であり、これからも精進していきたいと思います。きっとアーモンドアイは、その子供たちに夢をつないでいってくれることでしょう。


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