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中央 騎手調教師
田村師がJRA通算600勝
2023年06月25日 14時20分
6月25日の東京競馬第2Rでシルバーニース(牝3歳)が1着となり、同馬を管理する田村康仁調教師(60歳、美浦)が、98年5月23日の初出走以来、7396戦目でJRA通算600勝を達成した。現役18人目。重賞はアスクビクターモアで制した22年菊花賞、メジャーエンブレムで制した15年阪神JF、16年NHKマイルCなどGI3勝を含む14勝。
田村師:たくさんのいい馬に巡り合い600勝できて、とても嬉しく思っています。勝たせてあげられなかった馬も今の田村厩舎の礎だと思っています。勝ってくれたたくさんの馬たちが、一生懸命頑張ったことへの喜びや感動を教えてくれたのかなと思っています。長い間、調教師をしていると大きなレースに出走できたり、幸運にも勝たせてあげられたレースもあります。そういう大きなレースで今まで見たことのない景色を見せていただけたと思っています。本当に幸せな競馬人生を歩ませていただいていて、それはひとえに私を応援していただいている多くの馬主の皆様、関係者の皆様のおかげだと思っており、長くいればいるほど感謝の気持ちしかないという思いです。これからもその気持ちを忘れず、この600勝はなかったものと思い、新人のように一からフレッシュな気持ちで精進し、601勝を目指して頑張ってまいりたいと思います。