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中央 騎手調教師
永野騎手が引退、佐々木騎手、小林勝騎手が騎乗停止
2024年11月14日 11時11分
10月5日から6日にかけて、東京競馬場調整ルーム居室内にスマートフォンを持ち込み、通信していた事実が判明し、裁定委員会の議定があるまで騎乗停止中だった永野猛蔵騎手(22歳、美浦・伊藤圭厩舎所属)が、JRAに騎手免許の取消申請を行い、11月13日付で騎手免許を取り消された。
JRAがこの件について調査を続けた結果、同騎手がスマホを2台持ち、1台を預け、もう1台を調整ルーム内に持ち込み、1年4カ月間に渡り継続的に使用し、さらに骨折休養期間中に親族に対して予想行為を行っていたことも判明した。これに対し裁定委員会で12カ月間の騎乗停止処分を伝えたところ、永野騎手から騎手免許の取消申請があったとのこと。
更に横山琉人(21歳、美浦・相沢厩舎所属)が、3月16日及び5月25日に、自身の調整ルーム入室義務期間外に、入室義務期間中である永野騎手と通信していた事実が判明。同じく佐々木大輔騎手(20歳、美浦・菊川厩舎所属)も、5月4日及び5月17日に、調整ルーム入室義務期間中に小林勝騎手がスマホを使用して他者と通信する場に同席し、同騎手の通信行為に間接的に加わっていた事実が判明。これについて、JRAの騎手としてふさわしくない非行があったものと認められるため、両騎手は11月14日から12月13日まで、30日間の騎乗停止となった。