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　アーティウィング 前走６着に敗れたが、勝ち馬からは８．３秒差と大きく離されていない。障害もひと腰とレースぶりは悪くなかった。今季５勝を挙げて地力強化が目立つし、世代牝馬限定ならヒケを取らない走りが可能。障害は安定しており、斤量増加には対応できる。減らしていた馬体が回復し復調気配が窺える。注意。

　アバシリルビー 前走は障害をひと腰でまとめ直線余裕を持って抜け出し快勝。平場の軽馬場で持ち前のスピードとキレを生かせたとはいえ、格上相手に好内容。今回は世代牝馬限定の重賞。昨年度ばんえいオークスを制しているように、ここでは実力上位。ここ目標に調整されており、仕上がり万全。増量に対応できれば重賞２勝目のチャンスが十分にある。

　ニセコヒカル 昨年度のばんえいオークス２着。前哨戦の紅バラ賞でも２着と世代牝馬限定戦では安定した走りを続けている。障害に自信を持っているし、６９０キロと増量されるここでもひと腰が可能。以前に比べて末の粘りも増しており、押し切りも狙える場面。除外明けでも仕上がりは良く、初重賞制覇が期待できる。