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　カンシャノココロ 前走７着に敗れたとはいえ、勝ち馬からは６．９秒と差のない走り。障害もキッチリとひと腰でまとめていたし、レースぶりは悪くなかった。今回はオープンとの混合戦となるが、この中に入っても登坂力は上位の存在。あとはテンに置かれる面があるだけに、スムーズに流れに乗れるかがカギ。追走で手間取らなければチャンスはある。

　カネサスペシャル 平場に戻り斤量が減量された前走も、道中からジックリと息を入れて行き、障害に重点を置いた走り。ひと腰とはいかなかったが、止まってからは二の腰を入れてふた腰でまとめており、徐々にとはいえ、復調気配が窺える。まだ完調と言える状態には戻り切っていないし、今の状態では手を出せない。

　フナノクン 前走は障害でふた腰かかってしまい５着に敗れたが、中間は変わらず素軽い動きを見せており、デキ落ちの心配はない。今回は自己条件に戻っての一戦。選抜戦の前走に比べれば組み合わせは楽になっているし、このメンバーの中に入れば実力上位で通る。脚抜きのいい馬場なら斤量増加にも対応可能。首位が期待できる。