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　ツルイテンリュウ 予選の稲妻賞３着で本戦出走となったが、ここは相手が一気に強化されている。１分を切る持ち時計がないこの馬では勝ち負けとはいかないだろう。近走は崩れていた障害も安定し、レースぶりも良化している。今回の経験が更なる飛躍を遂げる今後の糧となれば。

　セイコークイン 近走は障害で置かれてしまいスムーズな走りができていない。ただ、今回はこれまで９戦して６勝２着１回５着２回と一度も掲示板を外していない５００キロ定量でのレース。一気に斤量が軽くなって４８０キロなら苦労している障害をひと腰でまとめれる。明けて９歳となるが、まだまだスピードの衰えは見られない。力量的にも連覇が期待できる。

　トレジャーハンター 昨年度は地吹雪賞を５６秒の好タイムで快勝。本戦の同レースでは５６秒８で３着と好走。ただ、今季は予選の疾風賞が１分５秒で４着とひと息の結果。端コースに入っていたとはいえ、内容が平凡だったし、一変までは難しいだろう。