s.keibabook.co.jp s.keibabook.co.jp

　サクラドリーマー 一昨年度、昨年度と休催明けはともに２着としっかりと走れているように、久々を苦にするタイプではない。昨年度終盤戦は斤量が増量されたこともあり、障害のカカリにムラが出て安定して力を発揮することができなかった。その点、今回は春先の番組改編で斤量が軽くなっているし、６６０キロならひと腰でまとめても不思議はないだろう。決め脚は強烈なものを持っている馬。障害次第では一発も十分に可能。

　カネゾウ 昨年度終盤戦は障害で置かれるレースが続き、勝ち負けに加われなかったが、馬体重が１トンを超えて更なる成長が窺えたシーズンだった。障害で苦労していただけに、番組改編で斤量が軽くなるのはプラス材料。６６０キロならひと腰でまとめることが十分に可能な荷物。今季は降級してＡ２クラスからのスタート。オープンで走っていた馬だし、この組み合わせなら勝ち負けが期待できる。警戒が必要。

　ノエルブラン 昨年度後半戦は直線で末の甘さを出して、今ひとつの結果が続いたが、障害は常にひと腰でまとめており、レースぶりは悪くなかった。勝ち星こそないが、春先からきっちりと力を出せる馬だし、今季緒戦となるここでも大きく崩れる心配はない。斤量が軽くなる今回は末の粘りも増してくるはず。この中に入れば登坂力上位で通る。障害を早めに抜けて押し切りも狙える。