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　キタミライ 近走は障害で止まると次の腰が入らない状態だけに、勝ち負けに加わるにはひと腰でまとめることが条件となる。今回は馬場も乾くし、この組み合わせならペースも遅く、息を入れて追走できる。終いは確実に脚を使える馬。多少、置かれ気味になったとしても、直線だけでの形勢逆転も可能だろう。障害次第では首位争い。

　ムサシカツハナ 先手を奪って積極的な競馬を仕掛けた前走は障害で膝を折ってしまいそのまま立て直せずに競走中止と今ひとつの結果。ただ、２０日に行われた再検では障害をひと腰でまとめて素軽い動きで合格していた。もうひと呼吸入れれば修正できるし、ここはペースも遅く、それが可能な組み合わせ。デキ落ちもなく、勝ち負けに加われる。

　マルモゴールド 前半９１秒と十分に息を入れて追走した前走でも障害で止まっていた。腰の入りも甘く、３着と馬券圏内を確保したとはいえ、内容的にはひと息。詰めると腰が入らなくなるし、今回も後方から息を入れてのレース。決め脚がそこまである馬ではないし、うまく流れが向いたとしても入着が一杯。