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　コウシュハウンカイ 今季ここまで重賞は７戦して２勝。敗れた５戦もすべて掲示板を確保と安定した内容を残している。前走７着も、ここへ向けて内容重視の一戦。息を入れて追走して行き、障害はきっちりとひと腰とレースぶりは良かった。今回は賞金ハンデを３０キロ背負い９２０キロとなる。ただ、昨年度は同斤量で快勝しているように、克服可能な荷物。仕上がりも良く、連覇も十分に狙える。

　ミノルシャープ 特別条件の前走も８着に敗れたが、減らしていた馬体は戻していた。障害もきっちりとひと腰でまとめており、復調気配を感じさせる内容。今季は北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリと重賞３連勝を成し遂げているように、地力強化が目立つ。９２０キロの荷物は確かに厳しい条件だが、今なら克服も可能だろう。体調面の上積みも見込めるし、無視はできない。

　ソウクンボーイ 平場でのレースとなった前走は課題の障害をひと腰でまとめて３着と内容は良かった。ただ、今回は重賞で８９０キロと一気に斤量が重くなる。特別条件の前々走でも障害で膝を折り、スムーズな走りができていなかっただけに、この荷物では厳しいだろう。終いはそこそこの脚を使える馬だが、一線級が相手となるし、大きくは狙えない。