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　キタノボブサップ テンに置かれる面があり、道中で脚を使うだけに、斤量を課せられた昨年度後半は直線で甘さを出して目立った結果を残すことができなかった。番組改編で斤量は軽くなるが、ペースは落ち着き、ためを作って追走できるここは末の粘りも増してくるはず。Ｂ１クラスに降級し、この組み合わせなら力量的にも上位の存在。好勝負可能。

　リアンドノール 以前は馬場の脚抜きが悪くなると障害のカカリにムラが出ていたが、昨年度は息を入れて追走したとはいえ、大きく手間取ることは少なくなったし、確実に力をつけている。減量されて６５０キロなら改修後の馬場にも対応は可能。この中に入ってもヒケを取らない力を持っている。５歳で厳しい条件でのレースも、無視はできない。

　サクラシュンカ 決め手を欠き、勝ち切れないレースが目立っているが、障害ひと腰と安定した内容を続けている。５歳シーズンで若馬の減量もなく、クラス据え置きと条件は厳しくなる。ただ、今回は下のクラスとの混合戦になるし、この組み合わせなら持ち前の登坂力で勝負が可能。あとは終いの踏ん張り次第。降りてから我慢できれば前残りのチャンスが十分にある。注意したい。