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　アオノブラック 道中で十分に息を入れて追走したとはいえ、前走は９２０キロをひと腰でまとめて直線抜け出しと好内容のレースで完勝。今回は約１カ月半ぶりの実戦。あくまでも目標は３月末のばんえい記念だし、ここは久々で仕上げに余裕をもたせた状態。賞金ハンデを６０キロ課せられて８６０キロと斤量面でも厳しい立場。結果よりも内容重視の一戦。

　ダイヤカツヒメ ７７０キロと一気に増量された前走も先手を奪って積極的な競馬。障害の天板で膝を折ったが、立て直されてからはすぐに二の腰を入れてふた腰。直線で一杯になり、結果は９着も、レースぶりは悪くなかった。今回は１０キロ減量されて７６０キロと荷物は軽くなる。ただ、相手が一気に強化されているし、この条件で勝ち負けするにはまだまだ経験を積む必要がある。

　インビクタ 前走も無理せず息を入れて行き、障害に重点を置いた走り。きっちりとひと腰でまとめており、結果は６着も、内容は良かった。帯広記念では障害で転倒してしまい競走中止に終わったが、本来は巧者だし、増量されるとはいえ、８２０キロの荷物なら再度ひと腰が可能。この中に入っても登坂力は上位の存在。あとは終いの踏ん張り次第。降りてから我慢が利けば押し切りも十分に狙える。仕上がりも良く、重賞２勝目が期待できる。