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安田記念当日に「クリーンエネルギー競馬」を実施
2022年06月01日 08時30分
6月5日(日)安田記念当日の東京競馬場において、自然エネルギー(バイオマス由来)によって発電された電力を使用して当日の競馬開催で必要とする約120,000kWhを賄う「クリーンエネルギー競馬」が実施されることがJRAから発表された。JRAでは初めての試みとなる。実施日6月5日は、国連が制定する「世界環境デー」にあたり、同日は環境基本法に基づく「環境の日」、そして毎年6月は環境省の主唱による「環境月間」と定められている。
JRAは使用エネルギーの削減や再生可能エネルギーの創出・利用などにより、温室効果ガス(CO2)の削減に取組んでおり、今回の「クリーンエネルギー競馬」はその一環。企業が自然エネルギーで発電された電力の環境価値を「グリーン電力証書」という形で受け取る(購入する)ことにより、太陽光・風力・バイオマス・水力などの電力を購入したとみなすシステムを利用して、特定開催日の競馬場の使用電力をすべてクリーンエネルギーで賄い、CO2の削減を図る。具体的には、日本自然エネルギー㈱からバイオマス由来の再生可能エネルギー電力の「グリーン電力証書」を購入した。
今回の取組みにより、約54トンのCO2削減が実現する見込み。