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松浦太志くんが優勝──3年ぶりジョッキーベイビーズ
2022年10月09日 18時35分
10月9日の最終レース終了後の東京競馬場において、全国ポニー競馬選手権「第12回ジョッキーベイビーズ」(芝・ホームストレッチ400㍍)が行われた。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から20、21年は中止となっており、19年以来、3年ぶりの開催となる。ジョッキーベイビーズは小学4年生から中学1年生による全国ポニー競馬選手権。今回は予選が中止となった長野地区を除く7地区の代表8人により競われ、東北・新潟地区代表の松浦太志くん(13歳、中学1年生、福島競馬場乗馬スポーツ少年団所属、ホタル号)が優勝した。敢闘賞には沖縄地区代表の宗像聖さん(12歳、小学6年生、美原乗馬クラブ所属、ユリ号)が選ばれている。
松浦太志くん:予選では鐙が外れてしまって、馬の邪魔になってしまいましたが、今回は鐙が外れないように気を付けて、能力を100%出せるように意識しました。馬を決める際に1番目にクジを引いたので、どうかなと思いましたが、予選と同じホタルというポニーを引けてとても嬉しかったです。スタートが上手くいって、そのまま逃げ切りたいと思ったので、逃げ切ることができてとても嬉しいです。過去に一度、東北・新潟地区代表で福島競馬場乗馬スポーツ少年団の先輩である加藤 雄真さんが優勝していて、とてもかっこよくて、自分も出場したいと思いました。あまり今は優勝した実感がないですが、とても嬉しいです。先生方や優しい先輩方、少年団の皆、東北・新潟地区予選を一緒に走ってくれた仲間たちに、良い報告ができてとても嬉しいです。そして将来は、大舞台で活躍できて、たくさんの関係者に信頼されるジョッキーになりたいです。
宗像聖さん:敢闘賞をもらえて嬉しいです。最下位になるかなと思っていましたが、ちゃんと走れて良かったです。雨の中は大変でした。落馬しないように気を付けていたのが良かったかなと思います。応援してくれた皆には『頑張ったよ』と言いたいです。将来は、ジョッキーになりたいです。