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中央 海外遠征
ダノンザキッドが2着──香港カップ
2022年12月11日 18時55分
パンサラッサは出遅れから仕掛けてハナへ。レイパパレは4番手、ロマンチックウォリアーが5番手、ジャックドールは7番手、ダノンザキッドは8番手、ジオグリフは9番手。前走とは違い、パンサラッサのリードは1馬身ほど。それでいて道中のペースは緩まず、4角では手応え劣勢。直線は余裕綽々の手応えで上がってきたロマンチックウォリアー(セン4歳、香港・C.シャム厩舎)が満を持して追い出すと後続を大きく離した。勝ち時計は1分59秒70(良)。自身の上がり3ハロンは34秒99。勝ち馬の直後から伸びたダノンザキッドが2着。3着には人気薄のマネーキャッチャーが粘り込んだ。ジオグリフは6着、ジャックドールは7着、レイパパレは9着、パンサラッサは10着だった。
【関係者コメント】
2着ダノンザキッド
安田隆師:すごく冷静な良い競馬をしてくれて、厳しいところから、よく間を割って出てきたなと思います。すごく力を付けているなと思いました。
北村友騎手:ペースが流れたところでも周りに惑わされず、ロスなく立ち回ろうということを心掛けました。前走同様に間を割ってよく伸びてくれたと思います。勝った馬は強かったですが、ダノンザキッド自身もよく頑張ってくれたと思います。
6着ジオグリフ
木村師:着順は残念ですし、応援してくれた人には申し訳ない気持ちです。ただ、彼自身は初めて経験する環境の変化に戸惑いもある中で、日ごとに回復を見せ、こちらの環境に慣れていってくれました。彼の頑張りに敬意を表したいと思います。
ビュイック 騎手:直線の入口で少し控えたところ、行く気がなくなってしまいました。まだ3歳なので、これからさらに上積みがあると思います。
7着ジャックドール
藤岡健師:ゲートでイレ込んでしまいました。良い状態でしたが、いつものレースぶりではありませんでした。どこかでGⅠを取りたいと思っているので、引き続き挑戦したいです。
武豊騎手:ゲートでイレ込んで、取りたいポジションが取れませんでした。道中は良かったのですが、直線では反応がありませんでした。
9着レイパパレ
高野師:馬は良く頑張ってくれました。スタートも決まって内目の良いポジションがとれました。4コーナーの手応えからするともう少し伸びてくれるかと思ったのですが、他の馬の方が上回った感じです。
モレイラ騎手:レイパパレにとってベストな走りができませんでした。優勝馬はとても強かったです。乗せてもらって本当に感謝しています。」
10着パンサラッサ
矢作師:らしさがありませんでした。
吉田豊騎手:スタートはあまり良くなかったものの1コーナーから行けたので、そこからはもっとこの馬らしくハミを取って行けるかと思いましたが、取って行けませんでした。